唯一ノ趣味ガ読書デス

ハードボイルドや刑事モノばっかりですが、読んだ本をご紹介。

森晶麿

首絞め殺人鬼、<ヒロアキ>とは一体、誰?…。森晶麿さんの「毒よりもなお」を読む。

毒よりもなお 作者: 森晶麿 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2019/03/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る この作品、エンタメとして、好き嫌いがはっきりと分かれそうだ。 <ヒロアキ>という犯罪者に魅せられた主人公、カウンセラーの千尋…

森晶麿さんの「そして、何も残らない」を読む。

<アガサ・クリスティー賞作家が放つ 現代版「そして誰もいなくなった」。>の キャッチフレーズ。 その心づもりで読んだが、 登場人物になかなか共感しずらく、 ストーリー展開も上滑りし、 結末にも、「ン?」という感じで…。 この作家さん、好きなんだけ…

森水麿さんの「葬偽屋に涙はいらない」を読む。

「葬偽屋は弔わない」の続編。 自分の死後の周囲の反応が見たい。 そんな望みをかなえるため、 偽の葬儀をアレンジする「葬儀屋」、 殺生歩武(せっしょうあゆむ)、黒村、 そして、歩武に拾われたセレナ。 個性的な面々が、今回も、 さまざまな「死」を演出…

森晶麿さんの「葬儀屋は弔わない」を読む。

実に面白い設定。 「葬儀屋」ではなく、「葬偽屋」。 自分の死後の反応を見たいという人のため、偽の葬儀を行う殺生歩武(せっしょうあゆむ)。 保険調査員だった高橋セレナは、仕事をしくじったり、家族のトラブルを抱えたり、 さらに追い打ちをかけるよう…