唯一ノ趣味ガ読書デス

ハードボイルドや刑事モノばっかりですが、読んだ本をご紹介。

門井慶喜

主夫業に専念する父親と、十代の娘のほんわか、(ためになる)、おうちミステリー…。門井慶喜さんの「人形の部屋」を読む。

人形の部屋 (創元推理文庫) 作者:門井 慶喜 発売日: 2014/05/11 メディア: 文庫 かつては、旅行会社で優秀な企画担当社員だったが、 今は主夫業に専念する父親、八駒敬典と、その娘、つばさの 二人が中心となって展開していくおウチミステリー。 (敬典は、”…

美術犯罪に挑む、たった二人の捜査斑…。門井慶喜さんの「こちら警視庁美術犯罪捜査斑」を読む。

こちら警視庁美術犯罪捜査班 (光文社文庫) 作者: 門井慶喜 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2016/01/08 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (3件) を見る 警視庁に新設された、たった二人の捜査斑。 美術にまつわる犯罪の謎を解く。 美貌の捜査官、岸すみ…

三人の教授殺しと、近代国家となったばかりの日本の行く末がリンクする…?門井慶喜さんの「東京帝大叡古教授」を読む。

東京帝大叡古教授 (小学館文庫) 作者: 門井慶喜 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2016/04/06 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 物語は、熊本の第五高等学校男子学生、「阿蘇藤太」の視点で 進んでいく。 藤太は政治家を志望し、東京帝大の…

戦後の混乱期、日米の文化戦争の発端は、ある古書店主の死だった…。門井慶喜さんの「定価のない本」を読む。

定価のない本 作者: 門井慶喜 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2019/09/20 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 戦後の混乱期でありながら、人は情熱的であり、 気概を胸に秘めている。 踏みにじられて終わるだけの魂ではないという、 なん…