唯一ノ趣味ガ読書デス

ハードボイルドや刑事モノばっかりですが、読んだ本をご紹介。

型破りだが凄腕、大胆かつ緻密、特許侵害問題に立ち向かう女性弁理士、ニュー・ヒロイン登場。南原詠さんの「特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来」を読む。

 

 

弁理士という職業も、そして、特許というものに関しても、

全くと言っていいほど、知識がない。

それに、Vチューバ―に関しても。

 

仕掛けた罠にしたって、

知識があれば、もっと、楽しめたのかもしれない。

 

主人公は、女性弁理士の大鳳未来。

型破りで、際立ったキャラの持ち主。

 

ぐいぐい押していくタイプだから、

何があっても、きっと、

収まる所へ、収めてくれるものと。

 

そんな安心感がありつつ、ヒリヒリ感も

持たせてもらえる。

 

クライアントが抱えるVチューバ―に、

振り回されながらも、引き寄せてしまうのも、

大鳳の魅力の一つか。

 

「あなたの才能は私が守る」、

なんて、断言されたひにゃ、

お願いしますだぁ~、と、ひれ伏してしまいそうだ。

 

続編が出るまでに(きっと出ると思うが)、

少しは、特許の勉強でもしておこうか。