唯一ノ趣味ガ読書デス

ハードボイルドや刑事モノばっかりですが、読んだ本をご紹介。

逢坂剛

「百舌」不在の「百舌シリーズ」、とうとう完結…。逢坂剛さんの「百舌落とし」を読む。

百舌落とし 作者: 逢坂剛 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2019/08/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る あの「百舌」シリーズの完結作ということで、 ああ、とうとう終わるのかという思いで手に取った。 「鵟の巣」、「墓標なき街」と、引っ張…

逢坂剛さんの「緑の家の女」を読む。

調査員、岡坂神策シリーズの連作短編。 表題作ほか、4編が収録されている。 この「緑の家の女」は、1995年に刊行された「ハポン追跡」を 改題、修正したものだそうだ。 と、奥付前を読んで、あ、昔、「ハポン追跡」は読んだんだと、読んだ後で思い出す。 ま…

逢坂剛さんの「宝を探す女」を読む。

逢坂剛さんの作品には、御茶ノ水、神保町界隈がよく出てくる。 「古今の多くの小説家が通いつめてきた神保町だが、この街への思い入れにおいて追随を許さないのが 逢坂剛である」と千街晶之さんが今作の解説に書いている。 ワタシが逢坂さんのファンである理…