唯一ノ趣味ガ読書デス

ハードボイルドや刑事モノばっかりですが、読んだ本をご紹介。

浅暮三文

困った死体、というより、困ったちゃんチーム? 浅暮三文さんの「困った死体」を読む。

困った死体 (集英社文庫) 作者: 浅暮三文 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2018/12/18 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 登場人物たちのキャラの濃さで、押し切られそうな感じだった。 四編を収めた連作モノ。 断食中に食中毒死した教団の…

浅暮三文さんの「誘拐犯はカラスが知っている 天才動物行動学者白井旗男」を読む。

誘拐犯はカラスが知っている―天才動物行動学者 白井旗男―(新潮文庫) 作者: 浅暮三文 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2018/08/31 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 面白さが後からジワジワとやってくるタイプ、 なのかもしれない。 少々偏…

浅暮三文さんの「百匹の踊る猫 刑事課・亜坂誠 事件ファイル001」を読む。

亜坂誠はK署の若手刑事。 離婚後、四歳の娘を引き取りながら、 仕事を続けている。 不規則な勤務で娘との時間を持てないことに悩み、 仕事に身が入らない。 そうした雰囲気が仲間にも伝わるのか、 いい加減な仕事をすると思われ、 亜坂とは誰も組みたがらな…

浅暮三文さんの「無敵犯 刑事課・亜坂誠 事件ファイル101」を読む。

また一つ、「当たり」の刑事モノに出会えた。 この作家さんとは、「セブン」でお初にお目にかかった。 その時は、あまりインパクトを感じることはなく、 どちらかというと、主人公のキャラも、ストーリー展開でも地味な印象だった。 それが、この作品では、…

浅暮三文さんの「セブン 秋葉原から消えた少女」を読む。

また、新たな女性刑事モノに出会えた。 だが、最近、過去にさまざまな事件で傷を負っていたり、 事件で家族を失ったりしている刑事がやたらと多すぎませんか。 この作品の主人公、文京区本郷M署に勤める如月七(ナナ)も そうなんですね。 カナダ人の父親と…