唯一ノ趣味ガ読書デス

ハードボイルドや刑事モノばっかりですが、読んだ本をご紹介。

吉川英梨

お台場のレストランで、東京湾の豪華客船で、人をゾンビ化し、人を喰らう怪物にする新種ウイルスが…。女刑事と海上保安官は、人類を守れるのか。吉川英梨さんの「感染捜査」を読む。

感染捜査 作者:吉川 英梨 光文社 Amazon パニック映画、ホラー映画、スプラッター映画、ゾンビ映画を、 丸ごと見ているよう。 スリル、サスペンス、ヒリヒリ感、満載。 主人公である、女刑事、天城由羽のキャラは、 好き嫌いが、はっきり分かれるかもしれな…

ボートチェイスが圧巻!スピード感が半端ない。吉川英梨さんの「波動 新東京水上署」を読む。

波動 新東京水上警察 (講談社文庫) 作者:吉川 英梨 発売日: 2016/09/15 メディア: 文庫 「新東京水上警察署」シリーズの一冊目。 東京五輪開催に向けて、廃止されていた水上警察署が、 期間を限って、五港臨時警察署として復活。 その署に係長として配属され…

加害者家族は、生きていてはいけないのでしょうか。その血は、断たれなければならないのか。吉川英梨さんの「ブラッド・ロンダリング」を読む。

ブラッド・ロンダリング 作者:吉川英梨 発売日: 2020/03/26 メディア: 単行本 事件の被害者家族、そして、加害者家族。 どちらも大きな傷を負い、それによって、人生を台無しにされる。 その傷み、苦しみは、同じようで違い、違うようで同じだ。 だが、もち…

雨の中、小五の少女が姿を消す。その日から、県警刑事の長い戦いが始まった…。吉川英梨さんの「雨に消えた向日葵」を読む。

雨に消えた向日葵 (幻冬舎単行本) 作者:吉川英梨 発売日: 2019/09/18 メディア: Kindle版 この作家さんの作品は、軽めのミステリーや警察小説を読んできたが、 この作品のように、重くて、厚みのある物語もいい。 命を狙われる逃亡劇もない、 ジェットコース…

女であること、男社会で生きること、母親であること…、突っ張る女性警部とLGBTの部下、異色コンビ誕生か。吉川英梨さんの「新宿特別区警察署 Lの捜査官」を読む。

新宿特別区警察署 Lの捜査官 (角川書店単行本) 作者:吉川 英梨 発売日: 2020/11/27 メディア: Kindle版 キーワードは「LGBT、そして母親」。 新宿の歌舞伎町、二丁目を中心とした一画を管轄する、 新宿特別区警察署。その女性幹部として奮闘する新井琴音警…

過去の亡霊が立ち上がり…。吉川英梨さんの「警視庁53教場」を読む。

警視庁53教場 (角川文庫) 作者: 吉川英梨 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2017/10/25 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 警察学校モノ、 そういえば、長岡弘樹さんの作品「教場」を読んだばかりだった。 同じような舞台でも、やはり、取り…

吉川英梨さんの「警視庁『女性犯罪』捜査斑警部補・原麻希 蝶の帰還 上下」を読む。

警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 蝶の帰還 上 (宝島社文庫) 作者: 吉川英梨 出版社/メーカー: 宝島社 発売日: 2018/03/06 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 蝶の帰還 下 (宝島社文庫) 作者: 吉…