唯一ノ趣味ガ読書デス

ハードボイルドや刑事モノばっかりですが、読んだ本をご紹介。

長岡弘樹

刑事指導官時代の風間。新米刑事を震え上がらせる雰囲気は相変わらず。そして、物語は、警察学校へと…。長岡弘樹さんの「教場X 刑事指導官・風間公親」を読む。

教場X 刑事指導官・風間公親 作者:長岡 弘樹 小学館 Amazon お馴染み、「風間公親」シリーズの刑事指導官時代の物語。 全六話の短編が収録されている。 新米刑事が送り込まれるのは、風間がみっちりと刑事の イロハを教え込む「風間道場」。 前作、「教場0」…

「つながりません」、彼女の一言で、動き出すのは事件、なのか。長岡弘樹さんの「つながりません スクリプター事件File」を読む。

つながりません スクリプター事件File 作者:長岡弘樹 角川春樹事務所 Amazon 短編の名手の作家さん。 読んでいくうちに、主人公への思い入れが強くなる 連作モノが好きなのだが、この作家さんの作品には連作モノが少ない。 シリーズ色が濃くなるとカセになる…

「傍聞き」に登場した母娘コンビが帰ってきた…、長岡弘樹さんの「緋色の残響」を読む。

緋色の残響 作者:長岡 弘樹 発売日: 2020/03/18 メディア: 単行本 短編の名手ならではの、面白みがギュッとつまった作品だ。 特に、この作品は「傍聞き」で登場した、 刑事であるシングルマザーの羽角啓子と、その一人娘、葉月との コンビの連作モノであるか…

校長から突き付けられた課題は、「退校者ゼロ」。長岡弘樹さんの「風間教場」を読む。

風間教場 作者:長岡 弘樹 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2019/12/18 メディア: 単行本 これまでの「教場」とは、一味違う。 シリーズ初の長編ということもあるが、 警察学校の、「篩にかけ、不要な人材を落とす」教官から、 「退校者を出さない」教官に変…

刑事時代の風間に会える、相変わらず指導官なのだが…。長岡弘樹さんの「教場0 刑事指導官・風間公親」を読む。

教場0 刑事指導官・風間公親 (小学館文庫) 作者: 長岡弘樹 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2019/11/06 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 風間教官シリーズの三作目、風間公親の刑事時代、 警察学校の教官になる前の物語なので、エピソードゼロだ…

冷厳だが、温かみのある教官の目が、彼らを救う…。

教場 (小学館文庫) 作者: 長岡弘樹 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2015/12/08 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (5件) を見る いつも思うが、実に、短編の名手である。 登場人物はそれほど多くないが、濃密な人間関係を 感じさせる。 警察学校という…