唯一ノ趣味ガ読書デス

ハードボイルドや刑事モノばっかりですが、読んだ本をご紹介。

2019-10-06から1日間の記事一覧

人里離れた村の「匣」の中で、老女が口にする予言とは…。今村昌弘さんの「魔眼の匣の殺人」を読む。

クローズド・サークルものの代表作のように、 「そして誰もいなく…」なりはしなかった。 いや、いなくなる人数は予言によって 特定される。 前作「屍人荘の殺人」の冒頭のように、 比留子あての、班目機関にまつわる書簡から始まるが、 これが、誰から、何の…