小路幸也さんの「札幌アンダーソング ラストソング」を読む。
春やキュウ、根来刑事らと、そして宿敵、山森との闘いにも
一応の区切りがついたのか。
この作家さんの柔らかで、軽い文体と少女マンガのような装丁に
惑わされるが、事件自体や背景はなかなかヘビーなシリーズだ。
山森は死んだのか、それとも生きながらえて、さらなる機会を虎視眈々と狙っているのか。
札幌アンダーソングは、ホントにラストソングなのか。
いつかまた、ひょっこり現れてきそうな。
だって、キュウや根来刑事、そして春の活躍を見ていたいじゃないですかぁ。