樋口有介さんの「少女の時間」を読む。
相変わらず、美女に囲まれ、それぞれに振り回される柚木。
本人は大変だ、大変だと言いながら、顔からはニヤニヤ笑いが消えないんだろうな。
今回は、柚木を振り回す美女の中に、「枯葉色グッバイ」に登場した
女刑事、吹石夕子の姿があるじゃないか!!
樋口作品の中で最も好きな一冊であります。
そして、今作では、長い付き合いの吉島冴子との関係にも、
変化が現れそうで…。時のうつろいを感じるとともに、
それでも、次回が楽しみだ。
柚木は、2年前に大森で発生し、いまだ解決にいたらない女子高生殺人の
謎解明に首をつっこんでいく。