誉田哲也さんの「正しいストーカー殺人」を読む。
短編、一編だけだからか、
少々、物足りなさが残った。
姫川の動物的カンと行動力は健在。
だが、なんか、足りない。
やっぱり…、しょっぱなの姫川班のメンバーが
いないせいか。
姫川玲子の物語、ではあるが、
昔の姫川班丸ごとの物語として楽しんでいたからか。
菊田、日下といった馴染みのメンツは登場していたけど。
「捜査一課でみんなを呼び戻し、姫川班を再結成しよう」って
言っていたアナタ。
いつになったら、それが実現するのでしょうか。
菊田はいるけど、これって、いつの話?
男性がマンションの踊り場から転落死した。
丸川伊織という女性が被疑者としてすぐに確保され、
「見知らぬ男性につきまとわれ、襲ってきたため
反撃した」と供述するが、姫川は、その供述に
疑いを持つ…。