唯一ノ趣味ガ読書デス

ハードボイルドや刑事モノばっかりですが、読んだ本をご紹介。

生真面目な神崎と型破りな黒木、池袋署のお騒がせコンビが帰ってきた!横関大さんの「帰ってきたK2 池袋署刑事課 神崎・黒木」を読む。

 

帰ってきたK2 池袋署刑事課 神崎・黒木

帰ってきたK2 池袋署刑事課 神崎・黒木

  • 作者:横関 大
  • 発売日: 2020/09/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

池袋署のお騒がせコンビ、神崎と黒木が活躍する刑事モノの連作短編で、

「K2 池袋署刑事課 神崎・黒木」の続編。

 

ちょうど、ドラマ化されたものが始まったばかりだが、

原作とは設定が大分違っている。

ま、ドラマはドラマ、別物として楽しめる。

 

続編は、殺人事件もあるけれど、ストーカー事件、

アニメ原画の盗難事件、ビルの階段からの転落事件など、

池袋で起きるさまざまな事件に、お騒がせコンビが挑んでいく。

 

どの事件も、「挑む」というほど紆余曲折があるわけではなく、

どちらかというと、あっさり解決していくのだが。

 

前作は、黒木の過去が絡んできて、

なかなか読み応えがあった。

その点、今回は、少々物足りなさを感じた。

 

それでも、二人の関係性ややり取り、同僚刑事のエピソードなど、

これはこれで、楽しめた。