唯一ノ趣味ガ読書デス

ハードボイルドや刑事モノばっかりですが、読んだ本をご紹介。

警察を退職したオジサン探偵団と、新米オンナ刑事「ひよっこ」の絡みがますます楽しい…。加藤実秋さんの「メゾンド・ポリス」②、③を読む。

 

メゾン・ド・ポリス2 退職刑事とエリート警視 (角川文庫)

メゾン・ド・ポリス2 退職刑事とエリート警視 (角川文庫)

  • 作者:加藤 実秋
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2018/10/24
  • メディア: 文庫
 

 

 

メゾン・ド・ポリス3 退職刑事とテロリスト (角川文庫)

メゾン・ド・ポリス3 退職刑事とテロリスト (角川文庫)

  • 作者:加藤 実秋
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/02/23
  • メディア: 文庫
 

 

「メゾン・ド・ポリス」シリーズの二作、三作目を

一挙に読んだ。

 

これぞ、ザ・エンタメだ。

 

少年探偵団、ならぬ、オッサン探偵団。

副総監、鑑識課員、刑事、ま、すべて元がつくのだが。

退職した彼らがシェアハウスに同居して、って…。

 

さらに、所轄の新米オンナ刑事、ひよりと一緒に捜査、なんて…。

 

もう、最初っから、読んで楽しい警察モノってことが

丸わかりだ。

 

降圧剤を飲みながら、薄味の食事に気を使い、

それでも、昔取った杵柄で、いやいや彼らは今でも、

心は現役である。

 

このオジサンたち、なんだかんだ言いながら、

「ひよっこ」こと、ひよりを愛しんでいる。

 

ワタシも、このオジサンたちと同じような年齢になって、

こんな仲間たちと一緒に暮らし、

生き生きとした生活ができる彼らが、何だか羨ましくなってくる。

 

とにかく、ちょっと、じ~んときたり、

クスっとしたり、理屈なく楽しめるエンタメストーリーである。