オジサンとひよりのチームワークは完璧、「メゾン ド ポリス」は不滅です…。加藤実秋さんの「メゾン ド ポリス 4」を読む。
オジサン(おじいさん?)チームと、
ひよりとの関係性もますます深く、強くなっていく。
「メゾン ド ポリス」シリーズも、四作目。
ワタシたち読者も、彼らの個性に慣れ、
そして、何だか、愛おしくさえ思えてくる。
今作では、父親が「宇宙人にさらわれた」と訴える
少年を助ける一話に始まって、
迫田が殺人容疑をかけられる物語、
そして、夏目の生い立ちにまつわる、
「今明かされる四十三年前の真実」まで、
五編の連作短編。
だんだんと、オジサンそれぞれの事情が明かされ、
謎めいた出来事は清算されたり、
解き明かされたりしていく。
次作は、どうやら、伊達にからむ物語が読めそうだ。
一番、謎めいている、伊達っていう人物は…。
「メゾン ド ポリス」の、どんなストーリーが展開されるのか、待ち遠しい。