唯一ノ趣味ガ読書デス

ハードボイルドや刑事モノばっかりですが、読んだ本をご紹介。

オジサンとひよりのチームワークは完璧、「メゾン ド ポリス」は不滅です…。加藤実秋さんの「メゾン ド ポリス 4」を読む。

 

メゾン・ド・ポリス4 殺人容疑の退職刑事 (角川文庫)

メゾン・ド・ポリス4 殺人容疑の退職刑事 (角川文庫)

  • 作者:加藤 実秋
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/11/21
  • メディア: 文庫
 

 

 

オジサン(おじいさん?)チームと、

ひよりとの関係性もますます深く、強くなっていく。

 

「メゾン ド ポリス」シリーズも、四作目。

 

ワタシたち読者も、彼らの個性に慣れ、

そして、何だか、愛おしくさえ思えてくる。

 

今作では、父親が「宇宙人にさらわれた」と訴える

少年を助ける一話に始まって、

迫田が殺人容疑をかけられる物語、

そして、夏目の生い立ちにまつわる、

「今明かされる四十三年前の真実」まで、

五編の連作短編。

 

だんだんと、オジサンそれぞれの事情が明かされ、

謎めいた出来事は清算されたり、

解き明かされたりしていく。

 

次作は、どうやら、伊達にからむ物語が読めそうだ。

 

一番、謎めいている、伊達っていう人物は…。

「メゾン ド ポリス」の、どんなストーリーが展開されるのか、待ち遠しい。